気ままに日記

アクセスカウンタ

zoom RSS ひこうき雲

<<   作成日時 : 2007/10/30 10:56   >>

トラックバック 0 / コメント 8

 高校時代、飛行機が・・・というか空が好な同級生、K君がいました。

 そのK君とは、自分がとてもシャイな性格だったこと、学科が違うこともありとくに友人という間柄ではありませんでしたが、夢一途に進んでいる彼は憧れの存在でした。


 K君「は、「自ら造った飛行機で空を自由に飛んでみたい」というのが夢で自分と同じ工業高校で学びながら、夢へ向かって一歩一歩進んでいました。


 そして、高校3年の夏「航空整備士」になるという進路を決定し、晴れて専門学校に合格し、「航空整備士」になるため、さらには「自分で造った飛行機で空を飛ぶ」ための夢に向かって大きく前進しました。

 それから、専門学校を卒業し大手の航空会社に整備士として就職、一人前の整備士になるため頑張っていました・・・・・。


 ・・・・しかし、順風満帆に思われるK君の人生にもある日、余りにも過酷な逆風が吹き付けました。



 急性白血病発症・・・・

 若干、25歳の若さ・・・・ 医療者は色んな可能性がある若い命を生かせようと、抗癌剤、骨髄移植などありとあらゆる治療が行われました。

 彼も、辛い治療に必死に耐え、病魔と闘っていました・・・・・・

 その甲斐もあって半年後には試験外泊が許されるまで回復しましたが・・・・

 それから2ヶ月後再び、病状が悪化・・・・ 

 闘病からおおよそ1年を過ぎようとしていた秋の日、彼は永眠しました。
享年26歳。 余りにも若すぎる死でした・・・・・。

 
 先に述べたとおりK君とは、特に親しい間柄でもなかったので彼の死を知ったのはそれから数年経った同窓会で彼の話になったときでした。




 その当時(高校時代)、夢を失ってしまていた自分にとって、一途に夢へと突き進む彼のことを憧れの目で遠くから見ていました。

 高校3年のある日、体育祭の準備で彼と作業をしました。
応援席の足場を組み立てていると、雲一つ無い真っ青な秋空に一筋の飛行機雲が現れました。
 
 すると、 ♪空に憧れて 空を駆けてゆく・・・♪ とユーミンの”ひこうき雲”を鼻歌まじりに飛行機雲をチラチラ見ながら口ずさんでいたのが印象的でした。



 さらに・・・友人から後に聞いた話によると 

 彼の葬儀のとき最後のお別れの曲として、彼が好きだったユーミンの「ひこうき雲」がしめやかに流れていたそうです。



 あれから7年・・・・

 用事で、通っていた高校の近くに行く機会があり、母校の近くのコンビニに寄ろうと駐車場に車を止め、ふと空を見ると、爽やかな秋空に一筋のひこうき雲が見えました。

 「あの時の場面にそっくりだ・・・!」思わず、ユーミンのひこうき雲を口ずさみなんとなく切なくなりました。
また、何故あの頃、彼に勇気を出して声をかけ友人になろうとしなかったのか残念に思ってしまいました。

 でも・・・今となっては過ぎ去ってしまったこと、全ては想い出・・・・

 切ない想い出と後悔に浸りながら帰路へつくのでした。 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
思い出と唄。時に嬉しく・・時に切ない。・・
秋はいろんな気持ちになります。

私は、今朝ラジオで 小田和正さんの「言葉にできない」聞いてウルウルしながら運転してました。
サボテンママ
2007/10/30 14:18
秋は感傷的に成りますね。
枯れ葉がヒラヒラと舞い落ちるのを見るだけでも訳もなく悲しい感じに成るのは私だけでしょうか。

それにしても若すぎる死。
無念です。
私もこれまでの人生で大切な人を何人も見送ってきましたが、故人の残してくれた想い出や、その人の素晴らしい所はずっと心の中で生き続けています。
先逝く人たちが教えてくれてた数々を心に刻み人の死を無駄にしたくない!いつもそう思っています。
今日は気ままさんの同級生のK君の記事を拝見して、『夢』と云う言葉を胸に刻み込んだ気がしています。
生きている限り、『夢』を持ち、其れを追いかける事を楽しみたいです。
のん
2007/10/30 15:53
急性白血病って、原因不明なんですよね。それに、年齢に関係なく発症するみたいですね。私の親戚の中にもこの病気で亡くなった方がおりますよ。享年85歳でしたが。原因が分れば予防できるのに…と思ってしまいます。でも、今は、医学が進んでいるからこの病気で亡くなる方は少なくなっているみたいですね。
でもK君は、これからって時に…本当に残念ですよね。事故や病気で亡くなる方もいれば自殺で命を落とす人もいますし、「命」っていう重さを考えさせられました。生かされている以上は、夢を持って精一杯出来る限りの事をしてポジティブに生きていきたいですね。
みい
2007/10/31 00:40
さぼてんママさん
秋・・・何だか切ないきせつでもありますね。
また、ラジオから流れてくる歌が心にしみるのもこの季節ですねぇ。
小田和正さんですか・・・透き通った声が秋らしさをより一層感じさせます。
気まま
2007/10/31 21:50
のんサン
職業柄、『死』については一般の人より身近に感じますが・・・K君の死は余りにも若すぎてその事実を知らされたとき、受け入れがたく戸惑いを感じました。
これは自分の持論なんですが『夢を持ち続ける』人は何歳になっても輝き続けていると思います。
自分もいつも夢を持ち続けていたいと思います。
気まま
2007/10/31 21:55
みいサン
仰るように白血病の原因については、遺伝、(微生物による)感染、地域説(被爆地)、その他諸々学説から俗説までありますが、はっきりしたことが解っていません。
K君の余りにも若すぎる「死」は自分にとってもショックなことでした。空の仕事に就くという初志を完結し空を飛ぶという次の夢に突き進もうとした矢先での発病・・・・
「これから何しよう」としか考えられない時期に、いきなり「死」を受け入れないといけなかったK君の気持ちを考えると・・・・いたたまれなくなります。
K君の夢と自分の夢は全く違いますが、K君の分まで夢をいつまでも持ち続け、自分の人生を精一杯生きたいと思います。
気まま
2007/10/31 22:06
享年24なのでしたか・・・、確かに、まだまだお若いですよね。その年齢でしたら、先の人生というものもあったでしょうし、何より空を飛ぶという夢も叶えられたのではないかと思います。Kさんのご冥福を、第三者の立場からでは御座いますがお祈り申し上げる次第です。
オーミヤ
2007/11/01 17:13
オーミヤさん
K君がもし生きていたなら、7年後の今には大空を飛んでいたかもしれませんね。
空に関する仕事に就いた矢先の発病・・・現実とは本当に厳しすぎることもあるんだと実感しました。
そして、「死」とは人が生きている限り紙一重だということも感じました。
気まま
2007/11/01 22:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
ひこうき雲 気ままに日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる