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zoom RSS 熱中症と飲む点滴『経口補水塩液』

<<   作成日時 : 2010/08/07 00:14   >>

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 毎日毎日、身体も溶けそうなくらいうだるような猛暑日が続いていますね。
 『熱中症』という言葉も新聞やニュースなどで見たり聞いたりしない日はないほど報道されています。


 さて、この『熱中症』ですが、従来「日射病」、「熱疲労」、「熱射病」などと区別されて呼ばれていたものを総称したものです。

 今更、こんな事書くのはアレですが・・・
 『熱中症』を超簡単に一言で説明すると・・・
”体内の余計な熱が掃け切らなくなり、熱が籠もってしまうことで体調を崩すこと”
・・・とでも言えると思います。
 車に例えると、エンジンを冷やすラジエーターが機能しなくなりオーバーヒートを起こしたのと同じ状態です。

 車の場合オーバーヒートを起こすと最初はエンジンの力がなくなる等、変調をきたしながらも何とか走り続けることが出来ますが、エンジンの熱がラジエーターで放出できなくなりエンジンに熱が籠もってします。
そして、いずれは焼き付きなどを起こし車は完全に動かなくなってしまいます。

 人間の場合も同じようなもので、身体の熱をうまく放出できないと身体のオーバーヒートを起こして、最初は頭痛、めまい、手足のしびれなど体調の変調を覚え、次は異常な脱力感、嘔吐、吐き気など重い症状へ移行し、それでも放置していると意識朦朧となりさらには意識を失ったりします。
そして、最後には体中の機能が破綻(車で言うところのエンジンの焼き付き)し死に至ります。



 車にはオーバーヒートを起こさないようにラジエーターという冷却装置が付いていますが、人間の場合のラジエーターは全身の皮膚とそこに散在している汗腺になります。

 人間の身体に熱が籠もると汗をかき気化熱を応用して体温を下げようとします。
しかし、汗を大量にかき、汗の原料となる水分が不足したり、外気の湿度が高かったり、衣服の調節が不適切だったり、直射日光や地面などからの輻射熱が酷いと、汗をかいても効果的に体温が下げられず熱中症になってしまいます。


 もし、熱中症を起こした場合は初期の段階で適切な応急手当をすれば事なきを得ることが出来ますが・・・
軽い症状だからと放置しておくと、あれよあれよという間に重症化してしまいます。
つまり、熱中症の進行は思うより早いのです。

 熱中症の応急手当について、イラストで表したとてもわかりやすいサイトがありましたので、そちらへのリンクを貼り付けておきますので是非参照してみてください。
  
 熱中症の応急手当  http://www2.plala.or.jp/makiscjr/necchushou.html
 



 熱中症を起こさないためには何と言っても予防が大事です。 

 一般的には・・・

 ・適切な水分補給 
  お茶や市販のミネラルウォーターなどは塩分が不足するため
  塩分を入れ飲用するかスポーツドリンクを飲む
  ビールなどアルコール飲料は、脱水を助長させるだけなので飲まない
  身体の内側から冷却するためにも適度に冷たい物をゆっくりと飲む
  ただし、冷たい物の一気飲みは胃腸に負担を掛けるだけなので控える

 ・環境の調節
  吸湿性や通気性の良い衣服を着る
  活動中であれば、適切な休憩をいれる
  (日陰や風通しの良い休憩所を確保するのが望ましい)
  家の中であれば、エアコンを使用する
  (特に猛暑日の場合、体温調節機能が働きにくい若年児や
   高齢者にとってエアコンは贅沢品ではなく生命維持装置となります)
  猛暑日の場合、可能であれば激しい運動は避ける
 
 ・その他、体調、体力の把握
  睡眠を十分にとる
  体調が思わしくない時は炎天下での作業や運動を控える
  特に飲酒した翌日は脱水にもなっているので気をつける
  暑さに慣れていない時の作業や運動は短時間からはじめ
  徐々に暑さに慣れさせる

・・・・・等々、その他にも諸々ありますが挙げるとキリがないので、これで割愛します。

 
 
 
 そして、最後になりましたがテーマにも挙げている飲む点滴『経口補水塩』について紹介します。

 人は、汗をかくと体内の水分の他に汗の中に溶け込んでいる塩分などの電解質も喪失します。
電解質が少なくなると細胞の働きが悪くなり熱中症の症状をさらに悪化させることになりますので、水分の他に塩分などの電解質の補給も必要となってきます。
 現在、発汗で失われた水分や電解質を補給する清涼飲料水として多くのスポーツ飲料が市販されていますが、そうしたスポーツ飲料がすぐに手に入らない場合、どこの家庭にある調味料で手軽に作ることが出来る”飲む点滴”があるので下記に紹介します。

 作り方は実に簡単です・・・・



−− 飲む点滴レシピ −−−


 <材料>
  ・(水道水でも、飲み慣れたミネラルウォーターでも構いません)
  ・
  ・砂糖      
  ・その他あれば、レモンなどクエン酸を含む柑橘類など
    
 どれも、どこの家庭にもある材料ばかりですね。
でも、これがとっさの時とても役に立つ(命を救う)飲み物となります。


 <作り方>

 @ 水1リットルを用意する・・・ 
   水道水であれば浄水器を通した物か湯冷ましを使う
   ミネラルウォーターであれば普段飲み慣れている銘柄の物を使う
    (日本人であれば軟水を用いるのが好ましい)
 A @に塩を小さじ1/2(2〜3g)と砂糖大さじ4と1/2杯(40g)を入れかき混ぜる
 (B レモンがあればレモン果汁を適宜入れ味を調える)

 ・・・・ はい、たったこれだけで完成です。

 あとは、ペットボトルなどに入れクーラーボックスに入れたり、保冷型の水筒に入れ必要時に飲用します。


 実は、この”飲む点滴”ですが、専門的には”経口補水塩液(ORS:Oral Rehydration Solution)”とも呼ばれ最も効果的に水分と塩分を補給できるので脱水症の治療法として実際に臨床の現場でも注目されています。
 また、点滴が出来ない発展途上国の医療援助にも脱水症の治療として広く使われているそうです。

 上記では水1リットルに対しての具体的な砂糖と塩の量を書いていますが、水に対して砂糖の濃度は4%、塩は0.2〜0.3%となります。

 つまり、水1リットルでは多すぎるという場合は、下の公式に当てはめれば必要な水に溶かす塩と砂糖の量を算出することが出来ます。


  塩の場合・・・水の量【cc】×0.002〜0.003 = 必要な塩の量【g】

  砂糖の場合・・・水の量【cc】×0.04 = 必要な砂糖の量【g】


 例えば、コップ1杯(180cc)のとき必要な塩と砂糖の量は・・・
   塩:180×0.002=0.36【g】
   砂糖:180×0.04=7.2【g】   ・・・ と求めることが出来ます。

 経口補水塩液は水と塩、砂糖があれば手軽に作ることが出来ますが、塩と砂糖の濃度は最も腸に吸収されやすい濃度となっているので市販のスポーツ飲料より吸収率がいいそうです。
そして、これにレモン果汁など柑橘類を適宜加えることにより中途半端に甘い味を整え飲みやすくしたり、果汁に含まれるクエン酸がさらに吸収率を高めてくれるそうです。

 また、経口補水塩は下痢、風邪などの発熱、二日酔いなどにも有効なので知っておくと、とっさの時に役に立ちます。






 以上、今回は熱中症と飲む点滴について書いてみましたが、まだまだ猛暑日は当分の間続きそうです。
皆さんも、この暑さに負けないようこの夏を乗り切ってくださいね・・・。


 次回の記事では、実際に経口補水塩液を作って自分の身体でその効果を検証してみたいと思います。
             

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
この季節、ラジエターつけて撮り鉄せんと持ちませんなw
としおちゃん
2010/08/07 11:49
としおちゃんサン
ホント、キハ181みたいな大きなラジエーター背中に背負わんと持たんですね・・・(^^ゞ
気まま
2010/08/07 17:45
お久しぶりです。
脱!北海道!では私も乗り鉄
撮り鉄でした。(苦笑)
北海道も毎日が暑くて熱中症で
運ばれる方も多いようです。
おかん
2010/08/10 01:22
飲む点滴レシピ、簡単でヨカですね!これなら面倒じゃないけんすぐ作れるし、早速やってみるばい。。男はラジエーター1個ぶら下げとるけどこれだけじゃ放熱できんですもんね。
むっちゃん
2010/08/10 07:21
ホント、熱中症も人事だと思ってたら
いけませんよね〜。
家にいてもなるみたいだし、
気をつけたいと思います!
むら智
2010/08/10 09:58
へぇ〜北海道で鉄活動ですか!!!
ヨカですねぇ・・・
自分も溶けそうなくらい暑い九州を抜け出して北海道にでも行きたいと思っていますが・・・
北海道でも30℃を超える日があるんですね。
今年は、身体が暑さに慣れていないタイミングで急に暑くなってしまったから熱中症にかかる人も増えたんでしょうね。
気まま
2010/08/10 21:04
むっちゃんサン
ヨカでしょう!?たったこれだけで熱中症予防の最も有効なアイソトニック飲料が出来ちゃうんですから・・・
さらには、まだ簡単な方法があって一杯のコップの水に一握りの砂糖、ひとつまみの塩で大体の「飲む点滴」ができちゃいます。
あっ!あのラジエーターですねぇ・・・^^;
来生の大事な遺伝子を保存しているからどうしても、そこだけ集中しているみたいですね。
気まま
2010/08/10 21:13
むら智さん
そうなんですよね、家にいても湿度が高く気温が高くなり熱が籠もるようになると屋内でも熱中症にかかることがありますね。
また、屋内では油断しがちなため熱中症に気づくのが遅れたりすることもあるそうです。
こうなると本文にも書いていますがエアコンは贅沢品から生命維持装置になり自然の驚異から身を守るものになると思います。
また、主婦の方だと洗濯物干しや取り込みのときに熱中症になりやすいとも聞きます。
首なんかに濡れタオルや、市販の冷却用品をつかうのも有効みたいですね。
気まま
2010/08/10 21:24

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