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zoom RSS 意外だったこと・・・

<<   作成日時 : 2011/12/23 13:07   >>

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う 毎夜、毎夜・・・ ネットの通信障害に阻まれブログ巡りをするのも記事をアップするのも苦悩の日々が続いてます。

 今日は仕事が休みで通信障害が起こっていない日中にネットを使えるので、調べてみたかったことを色々とネットであさっていまが・・・

 特に、今回調べて意外だったのが・・・ 遺体搬送でした。


 
 遺体搬送・・・非日常な事だけに何で!?と思われるかもしれませんが

 医療業に携わる自分たちにとってちょっと重要な事だったりします。


 余談になりますが、自分が勤めている施設は”老人保健施設”と呼ばれる老人保険法に基づく家庭復帰を目的としたリハビリのための施設です。
しかし、超高齢化や核家族化などなど社会的背景から家庭復帰が難しく最期まで看取るケースも年々増えてきたのが現実です。



 某日、高齢による全身衰弱のAさんが自分の施設で静かに息を引き取られました。
併設する病院のDrに死亡確認をしてもらい、暫しご家族との面会の後、死後処置、そしてご家族へご遺体の引き渡し・・・
通常なら、ここでご家族から依頼を受けた業者が自宅または葬儀場へとご遺体を搬送するのですが・・・

 ところがAさんのご家族は・・・
 「自宅の入り口は道も狭く大きな車(葬儀社の寝台車)では入れないので私たちの車でAを運びたいのですが・・・」、
 「黙っていれば大丈夫だとおもいますので・・・」
 「どうにか、こののまま私の車で連れて帰っても良いでしょうか?」
と、いわれます・・・・・・。

 !????・・・・・ 

 遺体搬送は、葬儀社がするものが常識と思っている自分たち・・・・
意外というか、突拍子もないご家族の言葉にお互い目を合わせ困惑する自分たち看護師3人・・・

 「犯罪と間違われたり、法律違反になるかもしれないのでやはり、搬送は業者に任せた方が良いのではないでしょうか・・・」と、先輩看護師が口を開きました。

 「やはりそうですか・・・、田舎なので自分たちで大丈夫だと思ってましたが・・・」
 「そしたら、こちらで葬儀社を呼びますので・・・」
・・・・と、ご家族に納得して頂き通常通り業者の車でご帰宅となりました。



 しかし・・・ なんだろう!! この腑に落ちない気分は・・・・?
そう言えば、自分が小学生の頃、隣のお婆ちゃんは亡くなった後、自家用車に乗せられて帰ってきたし・・・
その頃はまだ安全で大らかな昭和時代やったし、日本の安全神話が崩れ犯罪も多様化した現代社会とは比べられんし・・・
 これらに関してきちんとした法的根拠があるのか?
 ちょっと、Google大先生に聞くためPCに向かうことにしました・・・



 すると・・・
 遺体搬送に関する法律は「貨物自動車運送事業法」に定められていて、詳しいことは長くなるので割愛しますが・・・
 遺体を搬送するには国交省から許可を得た事業者が法律で定められた自動車(緑ナンバー、遺体を運ぶための設備を有した車両)でなければならない・・・と定められているようです。

 一見すると、遺体を搬送するには法律に定められた業者だけが許されているように思えますが・・・・


 なんと! なんと!!!!

 この法律は”運送事業法”というだけに商売として遺体を運ぶ業者に対して適応しているだけで・・・
親族がしかるべき理由(病院・施設→自宅への搬送)で、医師が発行した死亡診断書を持っていれば・・・

 自家用車で遺体を搬送しても何ら問題が無いということでした。

 すなわち・・・ Aさんの場合も、親族の手で運転される自動車でしたし、死亡診断書も発行されていたので自家用車で帰宅されることは全然問題なかったことになります。

 
 しかし、かなり小柄なAさんと言えど、重心がとれなくなったご遺体を素人さんが運ぶというのはとても難しいものです。
運んでいる途中に遺体を傷つけたり落下させてしまう可能性は十二分にありますし・・・
もし交差点などで通りがかりの人に目撃されてしまった場合、誤解されて警察に通報されてしまうとあわや事件沙汰ぎりぎりになってしまうかもしれません・・・
(そのため死亡診断書を携帯していますが、貴重な時間を警察の事情聴取でつぶしてしまうのはあまりにも勿体ないし、いい気はしないですしね・・・)
今回の場合、法律的にはOKでも、色んなトラブルを回避するためにも業者を勧めたのは妥当な事だったと思いました。

 もし、今後同じようなケースがあった場合、あくまでも親族の自己責任で、様々なトラブルが発生するかもしれないことを十分承知されるのであれば自家用車での帰宅もあり得るのかもしれないと思いました。
(この辺り、施設としてもはっきり決めておく必要があるのかもしれません)


 でも・・・・ 自分個人の意見としては・・・
 やはり、病院や施設から自宅への搬送は、搬送のプロである業者に任せる方がベストだと思いますし・・・
自分たちで運んで、トラブルに遭遇してしまったとき大変な思いと後悔をするのは絶対に避けたいですからね・・・。

 昔は高額だった搬送料金も今ではきちんと適正化されてますし、道路事情にあった車両もありますから人知れている業者なら安心して任せられると思います。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
遺体は貨物ですね、旅客ではないので、貨物の運賃が適用されますよね。陸送、空送、両方見たことありますよ。
陸送は日常茶飯事でみられますが、空港にブラックトレイン(謎)貨物地区に来てたら、航空コンテナから、棺桶がでてきますよ(謎)
としおちゃん
2011/12/24 10:15
追伸、ドラえもんは叔父がが亡くなった時に、病院から自家用車でお持ち帰りしたようですよ、後ろの席で永遠の眠り状態で輸送です。
としおちゃん
2011/12/24 10:17
「遺体をタクシーは運べない」と聞いたことがありますが
そういう理由からなのですね。
わたしにも高齢の母がいますのでいつも気になっています。

むら智さんへ・・・パソコンの動きが遅いとのことですが
リカバリしてみてはいかがでしょう?
おっとが使っているパソコン、メモリを増やしても遅かったのが調子よくなりましたよ♪
blue tango
2011/12/24 19:09
としおちゃんサン
人間って永眠してしまうと、その身体は貨物となってしまうようですね。
航空こんてなからいきなり棺桶ですか・・・覚悟していてもなんか引いちゃいそうですね。
自分が小学生の時もお隣のお婆ちゃんが永遠の眠り状態で自家用車で帰ってきたことがありましたが、車が軽乗用車だったためリアシートに横にし膝を折り曲げた状態で運んできたまではよかったのですが・・・
家に着いた頃には死後硬直が始まってしまい、いざ納棺というときに膝が伸びきらず硬直が解けるまでそのままの状態だったそうです・・・
気まま
2011/12/25 19:57
blue tangoさん
「タクシーで遺体は運べない」・・・ずばり、そういうことなんでしょうね。
色々調べてみると、遺体の搬送を施設側でしているところもあるようですが・・・
施設の車は白ナンバーなので、貨物自動車運送事業法に抵触してしまわないのかちょっと気になりました。
気まま
2011/12/25 20:00
こんばんはぁ。

ご遺体は、貨物や荷物としての扱いである事は私も初めて知りました。
誤って落下して死体損壊で警察沙汰になる事もありうるので普段は自家用車で運搬したり別嬪さん(白ナンバーの運送屋)に委託するなんて事は無いですからねぇ…

プロに任せたくても任せられない特別な事情…
とはいえ、安心感あるほうが私はいいと思います。
竜(ドラ)バンライター
2011/12/25 22:19
竜(ドラ)バンライターさん
大先輩に尋ねてみると昭和の時代は自家用車で連れて帰ることも珍しくなかったようで、中にはトラックの荷台に寝せて帰ったり(もちろんシーツで遺体をくるんだそうですが)したケースもあるようです。
さすがに今では警察沙汰になってしまいますね。

そして、この時代には白ナンバーで搬送していた業者もあり料金も違法に高かったため今のような法律ができたんでしょうね。
でも、親族の手だったら自家用車が使えるとは言え・・・やはり何らかのハプニング防止のためにも専門の業者任せが良いですね。
気まま
2011/12/26 20:07
大変興味深く記事を読ませていただきました。
昔、職を転々とした頃…、運送業の会社に就職したのに駐車場に遺体安置所があり、その会社の社長さんが葬儀業もしていてトラック運転手からおくりびとにコンバートされた経緯があります。
 荷物や人(乗客)を車で運んでお金をもらう車は、緑ナンバーで運輸局に届け出が要ります。逆にお金をもらわなければ届け出が要らないのです。会社のマイクロバスが自社の社員を無料で駅から送迎する場合、二種免許なしで白ナンバーで大型免許さえあれば運べます。
 たぶん、それと同じ理屈で家族が自家用車でご自宅へご遺体を運ぶことはOKなのでしょうね。
GAKU
2012/01/06 20:43
GAKUさん
あっ、はやり運送屋さんが葬儀屋さんもやっている事があるんですね。
でも、通常はトラックの運転やっているのに日によっていきなり遺体搬送なんてびっくりですね。
そう言えば、お隣の市では介護保険制度創設時にDケアなどの施設送迎を緑ナンバーにするのか白ナンバーのままでいいのかもめたことがありました。
結局は送迎に関して直接料金が発生するわけではないので白ナンバーのままになりましたが・・・・

遺体搬送、地方によっては病院と自宅の搬送は自家用車でというところがあるようですね。
気まま
2012/01/06 21:48

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