目の前で人が倒れたら・・・・今日は救急の日です・・・・・

今日は9月9日。『救急の日です』。

 救急法は、誰にでも出来る簡単なものです正しい知識と技術を習得することで、消えかけている命をあなたが救うことが出来ます。


 以下は、目の前で人が倒れ自分が実践した応急手当について紹介します。

 親と同居している友人K宅に遊びに行ったときの出来事です。

 友人K夫婦とジュースを飲みながら話をしていると・・・
”ガタン”・・・”ドスン”とキッチンから鈍い音。

 そして、「あんた!!」、「あんた!!」とただごとじゃない声で叫ぶ友人の母。

 「?・・・」

 とっさに、音がしたキッチンに駆けつけると、そこには異常ないびきをかきグッタリと仰向けに倒れ込んでいる友人Kの父。そして、震える手で「あんた」と言いながら体を揺さぶり続ける友人Kの母の姿がありました。

 自分はとっさに、「救急車!」と友人K夫婦に言って、友人Kの父の見た目で状態を観察。
”意識無し”、”異常ないびき”、”口には吐物”、”右半身の麻痺”などが認められ、とりあえず気道を確保しようと友人Kの父の状態を説明しながら横に向かせようとした瞬間でした。

 「動かしたらダメ!!」と友人Kとその母が同時に言いました。
「頭かもしれん動かしたら余計に酷くなってしまうかもしれない」と友人K。
(Kも、父が倒れ気が動転している様子)

 「これでも、俺は看護師だから任せて」と言った瞬間、Kとその母の態度が急転。
「よかった、看護師さんがいて」とKの母。

 それからの応急手当は実にスムーズに出来ました。

 気道を確保するためKの父の身体を、ゆっくりと横を向け口にある吐物を拭き取り呼吸が確保されました。後は、呼吸や意識の状態を注意深く観察しながら救急車の到着を待つだけですが、通報した友人Kの奥さんによると救急車がくるまで15分ほど掛かりそうとのこと。
 少しでも、意識状態が良くなればと思い、倒れている父に、Kや母に優しく声かるように促しました。
すると、「あんた!しっかりせんば!」、「おやじ、おきてくれんねぇ!」と呼びかけました。

 暫くすると、救急車のサイレンが近づいてきて救急隊が到着しました。
自分は、駆けつけた救命士にKの父の状態や行った応急手当を伝え救急隊に引き継ぎ、市内の脳外科へ搬送されました。

 そんな、友人Kの父ですが右半身に多少の運動麻痺が残りましたが現在では退院に向けてリハビリの毎日だそうです。

 本当に日本では、傷病者の『動かすな神話』が根強く浸透していると改めて思ってしまいました。

 もし、友人Kの父がそのままうつ伏せに寝かされたままだったら・・・・
最悪の場合、吐物や舌根沈下(意識を無くして舌が咽に落ち込んで気道を塞ぐこと)で窒息・・・呼吸停止となり心停止となっていたかもしれません

 ここで、自分がした重要な応急手当は、傷病者の気道を確保するため横に向けたことです
 厳密には、コーマポジションといって体の正面を床方向に少し傾けますが、ただ横に向けるだけでもいいです。
 意識を無くした人の場合この応急手当だけで多くの人が救われます。


 応急手当に関するでブログ何度となく・・・っていうか・・・執拗に書いていますが・・・。
 
 もし、人が倒れたら・・・その命を救うのは

 救急車で真っ先に駆けつけてくれる 救急救命士 ?

 病院でスタンばっている 医師・看護師 ?

 いいえ、上記のような医療の専門家ではありません!!

 現場に居合わせたあなた!! なのです。

 是非、救命講習を受けて正しい救急法を学び、勇気を出して実践してください!!


 救命講習は、最寄りの消防署に問い合わせてみるといいようです。
 少人数でも気軽に応じてもらえます。 

 それから、今では救急車を呼んだとき、必要な応急手当を通報を受けたオペレーター(場合によっては駆けつけている救命士)から指導してもらえる地方もあるようです。

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