目の前で人が倒れたら・・・AEDの活躍

 自分のブログではAEDという救命するための器械、何度となく紹介していますが・・・・。
 今回は、自分の周りで実際に医療職以外の一般の人がAEDを使って救命できた事例が会ったので紹介します。

 K市のS病院で実際に起きたことです。
 初老の男性Mさんが、受診しようと受付を済ませた直後、胸を押さえながら倒れ込みました。
そこは、外来患者さんがたくさん居る待合室・・・・。 周りは騒然・・・・・。
 それを察知した事務職のSさんは躊躇することなく事務室にあるAEDをもって倒れた患者さんのもとへ駆けつけました。(同時に、他の事務員がDrコール)
事務職のSさんは、研修で習ったとおりに呼吸・循環の兆候を確認しましたが、いずれも確認できません。心肺停止状態です。
 すぐさま、AEDのスイッチを入れ、電極パッドを所定の位置に貼りました。
AEDの解析ボタンを押すと電気ショックが必要な音声ガイダンスが流れたそうです。
周りの安全を確認したSさん、思い切って放電ボタンを押しました・・・・。
その瞬間・・・・患者Mさんの胸部がピックッとしました・・・・・
 ほどなくして、AEDの音声ガイダンスで電気ショックが成功したことを知らせるガイダンスが流れました・・・・・。
 と、同時に医師や看護師が駆けつけストレッチャーに乗せると処置室へと搬送し、その患者さんは何の後遺症もなく数週間の入院の後社会復帰されたそうです。

 このケースで特筆すべきことは、医師でも看護師でもない事務職であるSさんが躊躇することなくAEDを持ち出し勇気を出して早期除細動を行ったことです

 AEDを簡単に紹介します。
画像
 AEDとは、日本語に訳すと『自動体外式除細動器』と翻訳します。(英語でその単語づつの頭文字をとってAEDと略されます)
 AEDは、心臓発作(心臓の筋肉が痙攣している状態)の人に一時的に強い電気ショックを与えて心臓の動きを元に戻そうとする器械のことです。
 AEDの特徴は、医療の知識がない人でも簡単に操作できることです(詳しくはややこしくなるので割愛します)
 アメリカでは、AEDを使って小学生の子供が母親を救った・・・という実例があるそうです

 AEDを使う場合、CPR(人工呼吸・心臓マッサージ)が必要なことが多々あるのでその知識、技術が必要です
 是非、救命講習を受けるなどしてAEDやCPRの知識や技術を身につけてください

 救命講習は、最寄りの消防署に問い合わせると受けることができます。(現在ではAEDの使い方も教わることができるようです)

 人が倒れたとき、その人の命を救うのは・・・・・
救急車で真っ先に駆けつけてくれる、救急救命士や病院で本格的な治療を施してくれる医師や看護師ではありません!!

 現場に居合わせている一般の人たちです!!

 その人達がどう、応急処置するかで倒れた人の予後を左右します。

この記事へのコメント

2006年02月03日 13:30
なる程、確かににおっしゃる通り。
ひいは、車の免許を取る時に微かに人命救護を習っただけで、知識はほぼゼロと言って間違いないでしょう。
心臓マッサージも、殆ど見よう見真似なだけで、役には立たない筈。
この記事、重~く受け取らされて頂きました。
時々、市(区かなぁ?)がそういう実習を行なってるそうなので、ちょっと調べてみマス!
2006年02月04日 22:39
今の除細動器はガイダンスしてくれるんですねぇ。
昔、映画で観たモノより全然進んでます。
たぶん、僕が心肺停止状態の人の傍に居合わせたら、パニックに陥ってなにも出来ないと思います。
知識だけでなく、実習も受けておくべきですよね。
消防署で聞いてみようと思います。

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