ナースキャップ・・・消えているわけ・・・

あるナースキャップフェチ、友人Sの疑問です。

 「最近、看護婦さんナースキャップ被ってないねぇ!」

「どうして・・・残念すぎる!!」・・・(;_;)

 ナースキャップ・・・ナース~看護師の象徴ですよね。

 確かに、大きな病院ではナースキャップ廃止している施設が大半だし、現在では、小さな病院でもナースキャップが消えつつあります。

 さて、どうしてでしょう? (?_?)

 1.『感染の原因になる』

 2.『邪魔になる』

という、大きな2つの理由があるためです。

 では、具体的にはどういう事でしょう。
(自分が知っている範囲で紹介します、もし他の理由があればコメントいただければ有難いです)


1.感染についてですけど
 多くの場合、ナースキャップには形状を保つため糊をきかせてあります。その糊は糖質を多く含んでいます。一方、そのキャップをのせる頭髪は意外にも落下細菌なんかで不潔な環境にあります。細菌は、汗など水分があれば繁殖しやすくなります。(意外に汚れやす)
 看護業務はハードなもので、汗をかきやすいです。当然、頭(頭髪部)からも汗はかきますよね。つまり、細菌が繁殖しやすい状態です。

 そこに、糊が利いたナースキャップをのせると・・・・
もう、細菌の大繁殖!! 
 それも、そうですよね。頭髪に落下細菌が絡みついていてそこに、汗(水分)があって、エサである糖分(糊)が豊富にあるんですから

まさしく、細菌の養殖場状態です。

もう、こうなると院内感染の原因の一つとなるわけです。そんなリスク医療機関としては冒したくありませんよね。


2.邪魔になる 
 自分はナースマンなんで、一般的なナースキャップ被らないんですけど、看護学生時代1度だけ、おふざけで女子学生にナースキャップ被らされた事があります。
 そのときは、”ベットメーキング”の演習中だったんですが、指導の先生の計らいで、そのままキャップ被ったままベットメーキングする羽目になってしまいました。

 そのキャップ被った感想は・・・『邪魔!!』。
「よ~くこんな、不安定なもの頭にのせて仕事出来るなぁ」って思ってしまいました。
 ただ、頭にのせているだけでもウザいのに・・・・実際に、作業していると実に気になります・・・「いつ、落ちてしまう」、「物や患者さんに当たらない?」かと・・・
気にするあまり、作業に集中できないほどでした。(ま、ナースキャップに慣れていないだけかもしれませんが・・・)
 いかに、ナースキャップが邪魔であるということ身をもって知ることが出来ました

 演習の最後に、先生が「気まま君、憧れの(←?)キャップ被ってどうでした?」って質問しました。 
「かなり邪魔でした」と自分が即答すると・・・「そうですよねぇ、キャップが無くなっている理由の一つですよねぇ」とアドバイスしていただきました。(実はこれ、先生の意図だった)



 そこで、まとめ・・・ 

 ナースの象徴だったナースキャップですが。
 患者さんに身体的な介助を行うナースにとって、意外と邪魔なもので、しかもそのキャップは細菌の養殖場と化していています。このとき、抵抗力が落ちている患者さんに触れたら感染の危険性が非常に高くなります。
 医療機関にとっても、邪魔で危険因子いっぱいのキャップを、ナースの頭に被せるメリットはほとんどありません。だから、ナースの頭からナースキャップが消えているのです


==p.s.==

 これまで、ナースキャップの悪いところだけを書きましたが・・・ (;_;)
 
 ナースキャップ = F.ナイチンゲール・・・看護の象徴でありバイブルですねぇ (^_^)v

 これからも、ナースキャップはナースの象徴には変わりないし、現場から消えても看護学校などの載帽式では消えることはないと思います。 (^O^)
 

 ナースキャップは、永年にわたりその存在だけで、患者さんに安心感や癒しを与えると共に、それを身につけるナースは、看護の専門家という誇りと自覚を持つことができた思います。 

 消えゆくその象徴は、看護を生業とする者にとって忘れることが出来ないし、敬意を表さなければならないものだと思います。  (^_^)/

この記事へのコメント

2006年02月23日 01:02
別にフェチではありませんが、ナースキャップがなくなっていくのは残念です(笑)
とはいえ、実用面、衛生面で問題があるほうがイヤですからねぇ。
2006年02月23日 06:23
そんな背景があろうとは、全く知る由も有りませんでしタ…。
最近見ないので、どうしてだろう?とは思っていたケド…、よもやそんな問題があろうとは!

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