心臓震盪起きちゃいました

先日、近くの公園に救急車が来ていました。

 聞く話によると、中学生がキャッチボールしてそのボールが胸に当たり急に倒れ込んだそうです。

 心臓震盪だと思われます。

 幸いにもその中学生は、たまたま子供を遊ばせに来ていた非番の消防署員が救急車が来るまでCPR(人工呼吸・心臓マッサージ)して、収容された救急車の中で電気ショックを与えたところ心臓の動きが戻っりその命は再び蘇りました。
                             ・・・・・何よりです。



 以前、「心臓震盪」について紹介したんですけど、出来るだけ多くの人に知ってもらいたいので今一度紹介させていただきます。

 希にですが、胸に衝撃が加わると心臓震盪を起こすことがあります。特に、胸骨や肋骨が薄い子供達(18歳以下)に起こりやすいそうです。

 心臓震盪とは、心臓が収縮した直後のタイミングで外部から胸部に衝撃がくわわると心臓が痙攣してポンプとしての機能を果たさない状態になることです。つまり、心室細動と呼ばれる非常に危険な不整脈をおこします。
 放っておけば数分で確実に死に至ります

 予防は、胸に衝撃が加わらないようにプロテクターをつける。子供達に注意を呼びかけるなど・・・。



 では、そのような場合どうしたらいいのでしょうか? (簡単に説明しています)

 まず、周りの人に協力を頼んで救急車を呼んでもらってください。

 呼吸や循環のサインを確認していずれも感じられなかったら、AED(自動体外式除細動器)があればAEDを装着してAEDの指示に従いながら操作します。
もし、電気ショックの指示があった場合、必ず周りの安全(患者さんの身体に触れている人がないか)を確認して電気ショックを与えます。

 AEDがあれば、かなりの確率で救命できるようです

AEDが無い場合は、救急車が来るまでCPR(人工呼吸・心臓マッサージ)をします。


画像

 AEDです。 

 簡単な操作で電気ショックを与え心臓の動きを正常に戻す器械です

 専門的な知識がない一般の人が扱えるように簡単に操作出来るようになっています。
現在では、公共機関や一般企業にも普及してきています。
これからは、火の手が上がれば消火器、人が倒れたらAEDという時代がやってくるようです。


 電気ショック与えるって・・・

 医療ドラマなど患者さんが急変したとき”除細動”、”カウンターショック”、”バージョン”なんか言いながら患者さんの胸2カ所に電極をあてがいながらやっているアレです。(こちらは、手動式です)

 ドラマでは、電気ショック与える瞬間って大げさに舞い上がっています。
このような、大げさなイメージが強いため「恐くてAED扱えない」という人がいますけど、安心してください。・・・・・・・・
実際には「ピック」っと上肢や胸が盛り上がるように収縮する程度です。(TVドラマは大げさすぎます)
 



 詳しい応急手当を紹介したかったのですが、文章では伝わりにくいので今回は割愛しました。
 やはり、近くの消防署や赤十字でやっている「救命講習」を受けるのが一番だと思います。


 何度となく、訴えていることですが・・・・・

 人が瀕死の状態で倒れたときその命を救うのは・・・・

 救急車で真っ先に駆けつけてくれる救急救命士!? 

 病院で本格的な治療を行う医師や看護師・・・・ でしょうか?

 それは、違います

 その現場に居合わせた一般の人たちなのです!!

 現場に居合わせた人の応急手当しだいで倒れた人の予後を左右します

この記事へのコメント

2006年03月23日 11:45
こちらにも立ち寄らせて頂きました。

心臓震盪って怖いものですね。
必要以上に怖がることはないにせよ、いざ直面すると考えさせられますよね。最近、JRや首都圏の民鉄の駅にAEDが置かれるようになってきましたね。それでも使い方に不安があったりするとなかなか手が出せません。もっと講習や勉強会などがたくさん行われると良いですね。
2006年03月23日 12:12
TVのはやり過ぎなんですネ。
本当にあんなにカラダが動く…とゆーか跳ね返る?モノなのかと思っていましたが…。
この間の、“とっさに出来る? 我が子への…”を読んでも思いましたが、やはり迅速に動く事が大切ですネ。
そしてそう出来る様にする為にも、日頃から講習を受けるなどして、何かに関わって(触れて)おく事が重要なんだと思いましタ。
きっとまた一度ダケ講習を受けても、いい経験でしたぁって終わるダケで済んじゃいそうですから…。
2006年03月23日 22:57
気ままさん、コメントする以前から、気ままさんのブログにお邪魔していたのは、AEDが気になっての事でした、私は何度も目の前でお年寄りの、命の火が消えて行くのを・・・
必死で心肺蘇生をしながら、お願いだから戻ってきて!!と叫んでいました昨日までお元気だった人達・・・・
そんな思いが、気ままさんのブログへ道案内してくれました。
私が勤める職場でも導入して欲しくて、独自に資料を集めてみたいとPCとにらめっこしています。
2006年03月24日 11:44
こんにちは。
今は自動車学校の課程で救命講習を行うようですね・・自分も第2種免許取得の際講習を受けました。まだ幸いにして実際に活用する場面は
ありませんが、もしそのような場面に出会ったとき力になれればと思っています。
2006年03月25日 09:18
negiさん、ようこそ!
AEDの普及は着々と進んでいます。
でも、一般の人への認知度がまだまだ低く、せっかくAEDが近くにあるのに助けられなかった命があるそうです。
これは、広く一般にも知ってもらうため心肺蘇生法もあわせて義務教育の段階で教えていく必要があると思います。
2006年03月25日 09:26
ひいサン。
TVでやっている電気ショック本当にド派手です。あれ、やり過ぎです。

最悪の事態に備えて、繰り返し訓練すること・・・大事です。
自分の施設でも、年に数回、急変時に備えて研修があります。
手順を毎回確認でき、身体も自然と覚えているのでイザというときテンパらなくてすみます。
この研修があるときには必ず出席します。
2006年03月25日 09:37
月桂樹さん
以前からAEDを取り上げた記事見てくださったのですね。
有難うございます。

目の前で、失われていく命・・・・
悔しい思いをされてきたことお察しします。
自分も同じような思いしてきましたから。

お年寄りといえど、まだまだ元気だった方が急に倒れました。
心電図モニター観るとVF(心室細動)。
電気ショック与えると助けられる。でも除細動器がなくて併設病院へ搬送している間に心電図はフラット。結局、助けられませんでした。

もし、あのときAEDで早期除細動すれば助けられたかもしれません。
自分の施設では、今年1月からAEDが置かれるようになりました。
きっと、月桂樹さんの施設でも設置されることだと思います。
2006年03月25日 09:46
はーとらんどサン
自動車学校でも救命講習行われるようになりましたね。これからはAEDの扱い方も加わるようです。
AEDは主要な公共施設に設置されるようですが、バスやタクシーなど交通機関にも置かれるようです。
AEDやCRP(人工呼吸・心臓マッサージ)など応急手当の知識が一般の人たちに広まることを祈るばかりです。
・・・・自分たちの家族や友人など周りの大切な人の命を救うために。
2006年03月26日 16:48
心臓震盪、おそろしいですね。。。
ドッジボールとかやってても起きちゃったりするのでしょうか?
見分け方とかもわかりませんし。。
自分の子供が(まだいないですけど)、、とか考えると、不安ですね。
2006年03月26日 17:07
先日も、違う部署で、心停止になった人がいました。施設では、ADEがないので、心臓マッサージのみで搬送しましたが、いざというときに、機会があれば、介護員では安心しますよね。
うちの階では、脈拍38の人がいるので、毎日はらはらしながらの勤務です
2006年03月27日 09:12
どーるますたーさん
「心臓震盪」ですけど、以前はこれが分からずただの突然死として扱われていたそうです。
胸部に刺激があるような場合、極希にあるようです。
極端に恐れる必要はありませんが、知識として知っておくことは大切です。
もし、何らかの原因で心臓震盪がおきれば、その多くが急に倒れ込みます。
2006年03月27日 09:23
のりたまサン、お久しぶりです!
自分の施設でもAEDの設置は、急変時に備えて介護職員にとっても安心感をもたせるものとなっているようです。

P:38の方がいらっしゃるのですか・・・。
著しい除脈ですねぇ・・・起床時やトランスファー時に変動があるので大変ですね。
以前、そのような利用者がいらっしゃいましたけど、トランスファー時は、パルスオキシメーター装着して脈拍の変動に注意しながら起こしていました。
本当に、いつ、アダムス・ストークス症候群起こすかと勤務中はハラハラしていました。
お疲れ様です!

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