肥満度計算してみませんか・・・・

 「膵炎」なるものに罹ったおかけで食事療法継続中、脂質が30~40g/dayとかなり制限された食事を余儀なくされています。

 今日の夕飯の食材にはどれくらいの脂質が含まれているのか? 看護学生時代に使っていた栄養学のテキスト引っ張り出してきてあれこれと栄養成分表調べていると、そのコラムに面白いモン見つけたので紹介します。



それは・・・・


  簡単な計算ではじき出される『肥満度』日本肥満学会による計算法)です。


①肥満度求めるにはまず、自分の身長に見合った標準体重を求めます。 
 (ここで言う標準体重とは日本人の標準体重をさします。)

  標準体重(㎏) = 身長(m) × 身長(m) × 22


②そして肥満度を求めます。

肥満度(%) = {実測体重(㎏)-標準体重(㎏)}÷標準体重(㎏)
                                       × 100

③求められた肥満度からその程度を評価します。 

   肥満度(%)       -10未満   ・・・・・・  や   せ
            -10以上+10未満  ・・・・・・  普   通(正常)
            +10以上+20未満 ・・・・・・・  やや肥満(境界~肥満)
                 +20以上   ・・・・・・・  肥   満

  ※ 参考にしたテキストでは大まかな評価しか載せてありませんでしたけど、実際には
   もっと細かく分類してあります。(あくまでも目安としてください)



   - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

 では、例題として自分の親父をモデルとして肥満度を計算してみましょう。

 親父の身長は168㎝、体重68.0㎏です。


 ①標準体重を求めます。
  ここで注意しておかなくてはいけないのが身長の単位の換算(㎝→m)です。
  (㎝からmに換算すると  身長:168㎝=1.68mになりますね。)

 標準体重(㎏) = 1.68 × 1.68 × 22 ≒ 62.1
                                (小数点第2位を四捨五入)
 親父の標準体重が大凡、62.1㎏だと求めることが出来ました。

 
 ②肥満度を求めます。

 肥満度(%) = ( 68.0 - 62.1 ) ÷ 62.1 × 100 
          ≒ 9.5
           (小数点第2位を四捨五入)
 これで、親父の肥満度が9.5%だということが求められました。


 ③次に肥満度を評価・判定します。 

   肥満度(%)       -10未満   ・・・・・・  や   せ
            -10以上+10未満  ・・・・・・  普   通
            +10以上+20未満 ・・・・・・・  やや肥満
                 +20以上   ・・・・・・・  肥   満

 上の表によると、肥満度は9.5% ・・・・ -10~+10の範囲内にあります。
つまり、親父の肥満度は普通(正常)であると判定できます。  



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 では、次に世界的に使われている肥満度を求める方法、BMI(Body Mass Index)を紹介します。


 こちらは、日本肥満学会の計算法より簡単です。

 BMI = 体重(㎏) ÷ { 身長(m) × 身長(m) } で求められます。


 BMIの評価・判定です。

 BMI     19.8未満     ・・・・・・・ や せ
      19.8以上24.2未満 ・・・・・・・ 普 通(正常)
      24.2以上25.0未満 ・・・・・・・ やや肥満(境界~肥満)
         25.0以上     ・・・・・・・ 肥  満

  ※1.日本ではBMIが22に近いほど長生きするという統計があるそうです。


  ※2.BMIでは25以上の肥満になるとさらにⅠ~Ⅳに分類されます。

      BMI  25以上30未満 … Ⅰ
           30以上34未満 … Ⅱ
           34以上40未満 … Ⅲ
             40以上    … Ⅴ



 それでは、これも親父のデータを使って実際に計算してみましょう。

 親父の身長は168㎝、体重68.0㎏でしたね。

  BMI = 68.0 ÷ ( 1.68 × 1.68 ) ≒ 24.1
                          (小数点第2位を四捨五入)
  BMIが24.1だと求めることが出来ました。 


  BMIの評価・判定です。 
   
 BMI     19.8未満     ・・・・・・・ や せ
      19.8以上24.2未満 ・・・・・・・ 普 通(正常)
      24.2以上25.0未満 ・・・・・・・ やや肥満(境界~肥満)
         25.0以上     ・・・・・・・ 肥  満
 
  BMIが24.1で19.8~24.2の範囲内であることから、これからも正常だと判定する事が出来ます。  




 皆さんも一度やってみてはいかがでしょうか・・・・   

この記事へのコメント

2006年05月29日 01:26
やってみました。
 肥満度 -1.28%
 BMI 21.72
正常っぽいですね。よかったぁ。

ちなみに
BMI=体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}
ですよね。
2006年05月29日 09:07
…てんテン×2…。
く、苦しい話題ッ(汗)。
やや…肥満…あぅ~ッ(…バタッ)。
お菓子好きなのが問題なんだろうなぁ…。
正常までの道程を一直線に歩んでいきたいと思いマス!!
2006年05月29日 11:52
どーるますたーサン
お!!
 BMIも22に限りなく近いしバッチリじゃないですか!!

あと、BMIを求める公式ですが、ご指摘の通りです。(教科書には「身長の2乗」と書かれていたので何も考えず「身長×身長」と式の優先順位無視してしまいました)。
本文を訂正して、お詫びします。
2006年05月29日 12:14
ひいサン
BMIや肥満度、臨床の場にもよく応用されています。
また、BMIはコレステロールと関連性があると言われます。今後ともこれを活用して食事療法や運動療法の指標とされてはいかがでしょうか?
2006年06月12日 23:57
こんばんは。
脂質30g~40gだったら食事のレパートリーまだ多くていいじゃありませんか?
私は約30年前にアルコール性慢性膵炎と診断され摂取脂質~30gまでで、極力控えてくださいと付け加えられました。
 塩分控え目、ご飯は1口100回以上出来るだけ多く噛んで下さい。
 食事はまずくしなさい、美味しくすると食べ過ぎるから。
 1年ほどして天ぷらを食べた次の日、水洗便所の水面に消化出来ていない油が分厚く浮きました「ぎょっ」としました。膵臓から脂肪の消化酵素が出ていません。
2006年06月14日 10:07
ひこうちゅうねんサン
慢性膵炎ですか・・・・
再燃しないように禁酒や低脂肪食の食事療法が必要ですよね。
食事療法というのは、自分で管理しないといけないし外食で低脂肪食というのはほとんど無いし、自炊するにしても油を使わない食事を作るのって難しいですね。

自分の場合も慢性化する事は十分にあるので今後も低脂肪食を維持していくつもりです。
2006年06月16日 22:07
食事療法をしていく中で、だんだん慣れてくると減塩しすぎて醤油・塩・ソースなしが当たり前、冷や奴は豆腐の上にねぎ・おろし生姜で美味しいと感じ、刺身は醤油・わさびなし、ざるそばは付け汁なしで蕎麦の本当のうまさを味わえるようになって味にうるさくなりすぎて困った時もありました。
 今は、味噌汁くらいは普通に食しています。

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