BLSヘルスケアプロバイダー

 『BLSヘルスケアプロバイダー』・・・まだ一般には浸透してないので耳慣れない言葉だと思います。

 BLSは Basic Life Support の略で、日本語に訳すと一次救命処置となります。

 一次救命処置とは、心肺停止状態の人に対して特別な器具を用いずに行う蘇生術(人工呼吸・心臓マッサージ)の事です。画像
 なお、特別な器具とは、医師や救命士だけが使用できる専門的な器具を指しますが、AED(自動体外式除細動器:右画像)は現在、一般市民でも扱える救命機器であるため特別な器具から外れます。
 
 このBLSは、①一般の人向け(素人向け)、②職業的に救命に関わる可能性のある人(プロ向け)とがあります。
①一般向けBLS
 手順を簡略化し有効な心肺蘇生術を確実に実施できるように手順化したもので、現在赤十字社や消防署など救命講習の場で広く用いられてます。
②プロ向けBLS
 ここでいうプロとは、ただ単に医療従事者/非従事者という単純なくくりではなく、医療従事者(医師、看護師、救命士など)も含め、警察官、消防官、保育士、スポーツインソラクター、警備員など人々の健康(生活)維持一定以上の責任を担う人たちのこといい、これらの人たちのことをヘルスケアプロバイダーといいます。
 このプロ向けBLSは①のBLSに加え、異物除去法や簡単な器具や少し高度な技術を使ってより有効な心肺蘇生法が実施できるように手順化されたもので、これをBLSヘルスケアプロバイダーと呼ぶそうです。

 
 介護保険施設で看護師として働いていて、入所者の方が急変される度にBLSヘルスケアプロバイダーの重要性を感じていました。

 入所者の方が急変されると、どんなに慣れている看護師でも多少は慌てたり、時には混乱したりすることだってあります。そんなときこのBLSヘルスケアプロバイダーの手順に従い行動すればそんなに慌てないで行動できる事でしょうし、医師が到着するまでの間より有効な応急処置が出来ることだと思います。 

 また、これまで入所者が急変し人工呼吸が必要にあると”アンビューバック”(左下画像)という簡単な人工呼吸の器具で人工呼吸を行います。画像
 この器具を扱うにはチョットしたコツと慣れが必要でしたが養成の課程ではほとんど扱う機会がなく、ベテラン看護師の指導下で不慣れなアンビューバックを扱うというのが実情でした。 

 ヘルスケアプロバイダーでは、有効な気道確保を行いながらアンビューバックを取り扱う方法や異物除去法など急変時に役に立つであろう知識や技術が網羅されているのも特徴であり、魅力の一つでもあります。

 急変時の異物除去、気道確保やアンビューバックの取り扱いは最も要求される知識・技術であり基本的なことです。
そんな基本的な知識・技術をしっかりと自分のものとするためにも「今年は、BLSヘルスケアプロバイダーの資格を取得できれば・・・」と思います。

この記事へのコメント

2007年01月08日 17:22
年頭一発、なんと具体的かつ有益な目標でありましょう~。現状の資格のみに満足せず、ステップアップを目指すのは素晴らしいことです。
是非、頑張ってください。応援しています。
2007年01月08日 22:42
賢そうですね、BLSヘルスケアプロバイダーくん。
一般向けのものもあるのですね。
将来、お世話になることもあるかもしれませんね。

資格、頑張って取得してください!!
気ままさんならかけがえのない命を救える機会が増えると思います。
応援してますよ~!
2007年01月09日 18:05
レイコサウルスさん
ヘルスケアプロバイダー職場だけではなく日常生活でも役に立つ資格なので、休みを使ってでも講習を受けて取得したいと思います。
頑張ります。(^_^)v
2007年01月09日 18:13
どーるますたーサン
応援有難うございます。
ヘルスケアプロバイダー、救急先進国のアメリカでは一般企業(特にサービス業)でも取得する人が多く、管理職に就くものにはこの資格を持つことが必須だという会社もあるそうです。
自分もこの資格を取ってより確実な応急処置が出来るようになりたいとおもいます。(^_-)
月桂樹
2007年01月10日 00:28
気ままさん、頑張ってね(*^^*)Y
応援してるよ!
2007年01月10日 08:45
月桂樹さん!!! 会えて嬉しいです!!!
感謝!!!・・・・感激!!!  !(^^)!

BLSヘルスケアプロバイダー絶体とりたいと思います。 (^_^)/

また、時々遊びに来てくださいねぇ~
お待ちしてます。 (^_^)/~
2007年01月11日 00:14
こんばんは、気ままさん。
私がいつも利用している京王線や小田急線の主要駅でも、AEDが設置されているのをよく見かけます。
でも、どういう時に、どう使うかなど、あまり考えたこともありませんでした。今回、気ままさんの記事を読ませていただき、こういうこともきちんと知っておかなければいけないなぁ、と思いました。
ありがとうございます!
2007年01月11日 21:21
クキさん
最近では、地方の主要駅でもAED(自動体外式除細動器)見掛けるようになりました。
AEDは、瀕死の状態にある人を救うための救命機器です。
ただ、残念なことに日本ではAEDの認知度が低くせっかく近くにAEDがあるのに使われなかったという残念なケースも多々あるようです。
人が倒れ瀕死の状態にあるとき、その命を救うのは救急車で真っ先に駆けつけてくれる救急救命士でも、病院で治療してくれる医師でもありません、現場にいる周りの人たちなのです。一般の人たちが簡単な応急手当をするだけで瀕死の状態にある人の命を救うことが出来るのです。

今回、このブログを通してAEDを知っていただことは自分にとっても嬉しいことです。(^_^)v

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  • 救命処置の心得

    Excerpt: 先日、救命処置の講習会に参加した。心肺蘇生法の手順とAED(=自動体外式除細動器)の使用法、気道異物の除去、出血時の止血法などについて学んだが、初めての経験なので戸惑うことが多かった。 Weblog: 【ミラクル介護日記】 介護福祉士になるまで racked: 2008-07-21 11:07