あなたの五大苦痛は?

 看護学大事典で調べ物しようとページをペラペラ捲っていたら、二つ折りにしたわら半紙のプリントがヒラリと床に落ちました。

 「何か?」と思って広げると・・・・

 「あなたがこれまで経験した最も苦痛な身体的症状(理由などを含め)を順に挙げてください」という内容のものでした。

 ( これ、その時にプリントに書いた自分の回答です)

 1.疼痛
   頭の中には「痛い!!」、「どうにかして!!!」でいっぱい、何も考えることが出来ない、
   これ以上の苦痛は何もないと思える。
   死んだ方がマシだと思うことさえある。

 2.嘔気・嘔吐
   頭の中は「吐く!!」、「吐きそう!!!」、「吐いたらどうしよ!!!」でいっぱい。
   気持ち悪く、何もする気がしない。
   人前で吐いたら恥ずかしい、周りに迷惑がかかる
   いざ吐こうとすると、「血が混じっているのでは」と不安なことがある

 3.かゆみ
   イライラする。
   じっとしていられない、思わす掻いてしまい皮膚を傷つけ出血することがある
   夜間だと、不眠の原因になる。

 4.倦怠感(だるさ)
   体中に重りをぶら下げたように重く、寝返りを打つのも苦痛
   なにより、動くのがイヤになる、じっとしていたい
   
 5.不眠
   眠れないことでイライラする
   翌日にまで疲れが持続する
   昼間ガマンできない眠気に襲われ何も出来なくなる
   周りの人にも迷惑がかかる


 以上、5つのことを挙げていました。

 実はこのアンケート、基礎看護の授業の一環で行われた「苦痛について考える」という項目で実際に学生が経験した身体的苦痛を挙げ、①人間にとって最も苦痛な症状は何か、②看護師として身体的・精神的に援助することは何か考えてみることが目的でした。


 このアンケートを集計した結果、ダントツでだったのが疼痛で1位でした、ついでかゆみ、倦怠感、不眠、呼吸苦、嘔気・嘔吐、その他諸々・・・などありました。

 はやり、人間にとっての辛い症状は痛みでした。
 

 その他、少数意見として・・・・・

 ・めまい ・・・・ これも、見逃せない苦痛な症状でした

 ・空腹 ・・・・・ これもねぇ・・ 苦痛な状態といえば苦痛ですねぇ

 ・便秘 ・・・・ ワハハ 笑い事じゃありません。
         本来スムーズに出るはずのものが詰まって出ないのですから
 ・下痢 ・・・・ これも笑い事じゃありせんね
          便秘の反対で、出過ぎるのですから・・・・・
          それに、これがひどくなると全身の力を入れようものなら・・・・・


以上、苦痛な身体的症状について、ちょっぴり取り上げてみました。

皆さんの、苦痛な身体的症状はどんなものがありますか?



 因みに、この集計が終わった後、上位3つの症状について、グループごとにその症状を起こす疾患、生理学的機序、治療法を調べ看護師として出来る援助とは何かまとめて発表するという授業が行われました。
 苦痛な症状を、自分の経験を通して考えることで教科書だけでは漠然とした症状を現実のものとして受け止めることが出来、患者さんの立場で考えることができるという点で、実際に現場で働いている今、よりよい看護を提供するためにも良い経験になったと思います。

 ホント、看護とは奥が深いものです。

この記事へのコメント

2007年07月16日 14:11
『痛み』ですか?!生きている証拠。無痛症を考えると、痛いと感じられることは、身体の不調を教えてくれているありがたいサイン、そう思ったり・・。
でも、やっぱり、率直に痛いは、イヤ!ですかね。
2007年07月16日 14:14
追記
 気ままさんが、『人に迷惑をかける』そう感じていた事に、共鳴すると同時に、『心が痛い』が、私のナンバーワンかな?と思いました。
2007年07月17日 14:27
こんにちは。確かに痛みは、耐え難い事ですよね。体の箇所にかかわらず。実際に歯の痛みでも、鎮痛剤を飲まないではいられないってくらいつらいものはないです。→^^;吐き気や下痢も体から出るものだから周りにも気を使いますし、恥かしい事なので出来る事なら、放っておいて。というのが本音でしょうか?←よく毎年食中毒にかかってます。お酒飲み過ぎの時も便器に座ったまま洗面器持つという感じですが、人には、見られたくない光景ですw

看護する側も老人とか知的障害者とかだったらいずれにしても大変な重労働ですよね。
2007年07月17日 21:39
のんサン
仰るとおり『痛み』は体の異常を知らせる最も重要なサイン。これがなければ、体に起こっている危機を知ることが出来ず、生命の危機に陥ることだってあります。(痛みが原因で二次的に命の危機に陥ることもありますが・・・)「痛み」はいやですよね・・・(-_-;) 『痛み』には本文に取り上げているような「身体的」な痛みの他に、「精神(イライラ、不安…)」、「社会(仕事上の問題、経済的問題…)」、「霊{スピチアル(人生の意味、価値観の変化、死の恐怖…)}」的苦痛(痛み)があるそうです。身体的な苦痛としての痛みも勿論ですが、その他の精神的な痛みもたまりませんね・・・・(こちらには有効な鎮痛剤なんてありませんから)
2007年07月17日 21:50
みいサン
そうです!!! 
「歯の痛み!」これもたまりませんねぇ!!!
小学生の頃、「もう甘いもの食べないから歯の痛み止めて」って泣きながら思ったことあります。
それと、下痢に吐き気は悪いものを体外に排出する生体防御反応なので自分ではコントロール出来ない事もあり、一歩間違うと大変なことになってしまいますモンね。(-_-;)
これから、蒸し暑くなると食中毒が流行り出します食べ物には十分気をつけてくださいね。

それから、自分たちの仕事ですけど、本当に体力勝負です。
高齢化社会を通り過ぎ高齢社会となった今、医療や介護の現場にはマンパワーが益々必要となっています。
2007年07月17日 23:41
【この記事と無関係なコメです】
 気ままさんのコメントには、いつも感心させられます。心の有る、押しつけがましくない、素敵なコメントをされてますね。お人柄でしょう!!!
見習いたいところです。
2007年07月18日 03:43
一番は痒み、これはどうしようもない 血まみれになっても痒みは収まらない。
二番、生爪が剥がれた時・歯痛
 まだ、痛みはなれれば少しましになる。
 どこか痛いと他の場所にもっと強い痛みを与えることで痛みが分散するので、激痛でも少しましに出来る。一瞬でもましになると心に余裕が出来る。

今なんにもないから考えられない。
排便のために食前に寒天やこんにゃくを食べるので便秘知らず。
 膵臓が少し悪いので常に食欲がないので、休みの日には食事を食べ忘れることいつも。
 昔は腹時計が進みすぎて困ったものですが、今は腹時計なし。
2007年07月18日 20:18
私の一番の苦痛は・・・、悩みです。閉塞感が漂い、前に向かうことができないという時が非常に辛いものです。明るい光が未だ見えません。
2007年07月18日 20:25
のんサン
そう仰っていただくと、自分も嬉しいです。
有難うございます。 (^_^)v
2007年07月18日 20:33
ひこうちゅうねんサン
痒みも耐え難い苦痛の一つですね。
痒みもひどいと少々の塗り薬では効きませんし・・・痒みで気が変になりそうだし・・・
痛みを痛みで紛らわせる昔の民間療法であったようですね。
自分も膵臓を悪くしたことがあるので、時々食欲が無くなったり、あの時に似た痛みがあるととても心配になるときがあります。
2007年07月18日 20:45
オーミヤさん
悩みですか・・・若い証拠ですね。
一般的に若年者は体から直接、発せられる苦痛より精神的な苦痛が多いのが特徴のようですから・・・
若いときには人に言えないモヤモヤした誰にも言えない悩みを誰もが抱えていると思いますし、誰もが乗り越えるべき障壁だと思います。
かつての自分もそうでした・・・・でも、案ずるより産むが易し・・・どうにかなりますよ! (^_-)
おーどりー
2007年07月20日 07:49
今は、低血糖が・・・
外出先で、歩いている時。
深夜は、怖い・・低くなりすぎると、なかなか落ち着いてくれない・・コントロールは、2型とちがって難しい
でも、慢性疾病のセルフマネージメントプログラムのワークショップを受けてポジティブになれたかな~。まだ認知度低いけど、今後普及していくと思う。

2007年07月20日 21:48
おーどりーサン
外出先で低血糖は恐ろしいですね・・・・
日本ではDMペンダントの認知度は低いし街中で倒れても必要な応急手当を知っている人はほとんどいないですしね。
現在では、「セルフマネージメントプラム」があるのですか、初めて知りました。(すいません、勉強不足でした)
早速、ものの本やネットで調べたいと思います。

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