映画ロケ地『駒鳴駅』です・・・
某日、某映画館に『ALLWAYS三丁目の夕日’64』を観に行ったときの事です。
映画館のロビーでぶらぶらと上映待ちをしよったら、一枚のパンフレットに目が止まったとです・・・・ パンフレットには見覚えの駒鳴駅らしき駅とそこに停車している黄色いキハ(125)・・・
その映画のタイトルは『僕達急行 A列車で行こう』・・・
ストーリーはともかくとしてこのパンフレットを見てから駒鳴駅に行ってみたくなり、伊万里に遊びに行く途中、寄ってみることにしたとです。
『僕達急行 A列車で行こう』についてはこちらへ-> http://boku9.jp/
駒鳴駅は筑肥線の唐津~伊万里を結ぶローカルな西線にある小さい小さい駅・・・
パンタグラフを上げて電気でキビキビ走る電車より、ゴロゴロとエンジン音ば響かせての~んびりと走るディーゼルカーがベストマッチするとです。
しかも、この駅の周辺と言えば駅前に数件の民家がある他は永遠と田圃が広がった山間の平地にあるとです。 駅から周百メートル手前で撮ってみたとですけど・・・・
駅!? 何処にあるか、わからんですねぇ
で、これが『駒鳴駅』です。 簡易待合所があるだけの一面一線の無人駅、駅前の道路も国道からちょっと入ったところやけんここば通る車もまばら・・・
鳥のさえずりや虫の羽音がよ~く聞こえるホント静かな場所にあるとです。
久しぶりにこの駅に来て「あれ!?」と思ったとが・・・ 荒れ放題となっていた空き地が花壇に整備されとったことです。
多分、映画のロケがあるけん整備されたと思うとですけど・・・。
そして、花壇には『僕達急行 A列車で行こう』の真新しかPR看板がぽつんと立ててあったとです。 この真新しい看板、ミョーに周りの雰囲気に馴染んでいないところが・・・
やはり、この駅には昔ながらのレトロなものが似合うとです・・・ 例えば、こやんか手こぎポンプとか・・・
っていうか・・・ あれ!?・・・井戸のポンプが新しくなっとる!!! 確か去年の春までは、もっと古くてポンプの柄も折れてしもうてボロボロやったとですけど・・・
これも、映画のロケがあるけん新しいものに交換したとでしょうか!?
駒鳴駅のプラットホームに上がって伊万里方面を見たところです・・・ 駅にはぽつんと雨風がしのげるくらいの小さくて簡単な待合所があるだけ・・・
正直、駅と言うより停車場って感じがするとです。
その待合所に掲示してある時刻表、取りあえず1時間に上下1本程度はあるとですけど・・・ 乗り過ごしたら1時間以上待たないかんけん大事になるです
駅名板・・・ 経年劣化で文字が褪せたり錆が出とったりしてなかなか良い味出しとるです・・・。
映画のロケが行われると言うことで新しかヤツに掛け替えられとると思ったら、こちらはそのままやったけん、ちょっと意外やったです。
ま、このボロさがローカル線っぽさば演出して映画的にもよかったとでしょうね。
ホームから唐津方面ば見たところです・・・ あっ!これって、黄色いキハが入ると映画のパンフと同じようなアングル・・・。
「早う黄色いキハ来んかなあ・・・・」 そう思いながら時計ば見ても列車が車であと20分以上・・・
な~んにもない駒鳴駅周辺・・・
あれこれ駅周辺のスナップば撮りながら暇つぶしです・・・。 因みにこちらはホームに設置してある運転士用の安全確認ミラー、その後ろに写っているのが桜の木です。
あと1ヶ月もすれば、この枝に薄ピンクの花がいっぱい咲くとでしょうか・・・・。
ホームと桜・・・ この桜、結構な大きさやけど、この木も駒鳴駅が出来たころから植えられたとでしょうか?
桜の木ば撮りよったらあっという間に時間が過ぎて・・・ 気がつくと駅の踏切が鳴り出し遠くに黄色いキハの姿が見え始めとったとです。
そして、黄色いキハ「伊万里行き」の到着・・・ 小さい無人駅に水戸岡デザインの鮮やかな黄色いキハがとても存在感があるとです。
パンフレットにあったカットば意識して撮ってみたです・・・ パンフレットば見てみるとこの駅がストーリー上、クライマックスで使われとるみたいやけど、どやんか場面で使われたとか映画を見てのお楽しみです・・・・
でも、どやんかシーンで使われとっとかちょっと気になってしまい・・・ 想像しながらちょっとばっかし、ぼーんやりしとったら・・・
黄色いキハはさっさと出発し伊万里方面へと消えて行きよったです。
そして、小さい駅は・・・再び静寂に包まれゆっくりとした時間が流れ始めるとです・・・・。
黄色いキハが去ってしまい・・・
「さぁ帰ろぉ・・・」と思たけど時刻表ば見てみたら10分ほどで反対方向から「西唐津行き」が来るけん、この列車ば待つことにしたです。
「西唐津行き」の列車が来るまでぼーっとしとってもつまらんけん、駅横にある空き地に咲いとった草花ば撮りながら暇つぶしです・・・ 小さくて青い花ば咲かせる「大イヌフグリ」。
先週はとんでもない大寒波がやって、めっちゃ寒かったとですけど、ここ数日は最高気温も10℃を超え少し温かくなって・・・小さい蜂も春の訪れを感じ活動ば開始しはじめたようです。
そんな、小さい花と虫の姿ばカメラに納めよったら、遠くから黄色いキハの笛が聞こえてきて・・・コトコトと「西唐津行き」の列車がやってきたです。
「西唐津行き」の到着・・・ 黄色いキハは前後のドアを開けるとですが、乗降客はなく、すぐにドアを閉め出発します・・・
ディーゼルエンジンの力強いエンジン音を上げながらゆっくりと動き出す黄色いキハ・・・ あのパンフレットと同じ構図を狙いカメラを構えたとですけど・・・
悲しいかなぁ、コンデジ・・・ AFが間に合わず見事撃沈! 黄色いキハはさらにスピードを上げ・・・ どんどん小さくなっていくとでした・・・・
そんな、筑肥線の小さい駅も登場した、映画『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日からの公開、ストリーやキャストもさることながら九州の鉄道を中心にロケが行われているので、今から公開がとても楽しみです。
映画館のロビーでぶらぶらと上映待ちをしよったら、一枚のパンフレットに目が止まったとです・・・・ パンフレットには見覚えの駒鳴駅らしき駅とそこに停車している黄色いキハ(125)・・・
その映画のタイトルは『僕達急行 A列車で行こう』・・・
ストーリーはともかくとしてこのパンフレットを見てから駒鳴駅に行ってみたくなり、伊万里に遊びに行く途中、寄ってみることにしたとです。
『僕達急行 A列車で行こう』についてはこちらへ-> http://boku9.jp/
駒鳴駅は筑肥線の唐津~伊万里を結ぶローカルな西線にある小さい小さい駅・・・
パンタグラフを上げて電気でキビキビ走る電車より、ゴロゴロとエンジン音ば響かせての~んびりと走るディーゼルカーがベストマッチするとです。
しかも、この駅の周辺と言えば駅前に数件の民家がある他は永遠と田圃が広がった山間の平地にあるとです。 駅から周百メートル手前で撮ってみたとですけど・・・・
駅!? 何処にあるか、わからんですねぇ

で、これが『駒鳴駅』です。 簡易待合所があるだけの一面一線の無人駅、駅前の道路も国道からちょっと入ったところやけんここば通る車もまばら・・・
鳥のさえずりや虫の羽音がよ~く聞こえるホント静かな場所にあるとです。
久しぶりにこの駅に来て「あれ!?」と思ったとが・・・ 荒れ放題となっていた空き地が花壇に整備されとったことです。
多分、映画のロケがあるけん整備されたと思うとですけど・・・。
そして、花壇には『僕達急行 A列車で行こう』の真新しかPR看板がぽつんと立ててあったとです。 この真新しい看板、ミョーに周りの雰囲気に馴染んでいないところが・・・

やはり、この駅には昔ながらのレトロなものが似合うとです・・・ 例えば、こやんか手こぎポンプとか・・・
っていうか・・・ あれ!?・・・井戸のポンプが新しくなっとる!!! 確か去年の春までは、もっと古くてポンプの柄も折れてしもうてボロボロやったとですけど・・・
これも、映画のロケがあるけん新しいものに交換したとでしょうか!?
駒鳴駅のプラットホームに上がって伊万里方面を見たところです・・・ 駅にはぽつんと雨風がしのげるくらいの小さくて簡単な待合所があるだけ・・・
正直、駅と言うより停車場って感じがするとです。
その待合所に掲示してある時刻表、取りあえず1時間に上下1本程度はあるとですけど・・・ 乗り過ごしたら1時間以上待たないかんけん大事になるです

駅名板・・・ 経年劣化で文字が褪せたり錆が出とったりしてなかなか良い味出しとるです・・・。
映画のロケが行われると言うことで新しかヤツに掛け替えられとると思ったら、こちらはそのままやったけん、ちょっと意外やったです。
ま、このボロさがローカル線っぽさば演出して映画的にもよかったとでしょうね。
ホームから唐津方面ば見たところです・・・ あっ!これって、黄色いキハが入ると映画のパンフと同じようなアングル・・・。
「早う黄色いキハ来んかなあ・・・・」 そう思いながら時計ば見ても列車が車であと20分以上・・・
な~んにもない駒鳴駅周辺・・・
あれこれ駅周辺のスナップば撮りながら暇つぶしです・・・。 因みにこちらはホームに設置してある運転士用の安全確認ミラー、その後ろに写っているのが桜の木です。
あと1ヶ月もすれば、この枝に薄ピンクの花がいっぱい咲くとでしょうか・・・・。
ホームと桜・・・ この桜、結構な大きさやけど、この木も駒鳴駅が出来たころから植えられたとでしょうか?
桜の木ば撮りよったらあっという間に時間が過ぎて・・・ 気がつくと駅の踏切が鳴り出し遠くに黄色いキハの姿が見え始めとったとです。
そして、黄色いキハ「伊万里行き」の到着・・・ 小さい無人駅に水戸岡デザインの鮮やかな黄色いキハがとても存在感があるとです。
パンフレットにあったカットば意識して撮ってみたです・・・ パンフレットば見てみるとこの駅がストーリー上、クライマックスで使われとるみたいやけど、どやんか場面で使われたとか映画を見てのお楽しみです・・・・
でも、どやんかシーンで使われとっとかちょっと気になってしまい・・・ 想像しながらちょっとばっかし、ぼーんやりしとったら・・・
黄色いキハはさっさと出発し伊万里方面へと消えて行きよったです。
そして、小さい駅は・・・再び静寂に包まれゆっくりとした時間が流れ始めるとです・・・・。
黄色いキハが去ってしまい・・・
「さぁ帰ろぉ・・・」と思たけど時刻表ば見てみたら10分ほどで反対方向から「西唐津行き」が来るけん、この列車ば待つことにしたです。
「西唐津行き」の列車が来るまでぼーっとしとってもつまらんけん、駅横にある空き地に咲いとった草花ば撮りながら暇つぶしです・・・ 小さくて青い花ば咲かせる「大イヌフグリ」。
先週はとんでもない大寒波がやって、めっちゃ寒かったとですけど、ここ数日は最高気温も10℃を超え少し温かくなって・・・小さい蜂も春の訪れを感じ活動ば開始しはじめたようです。
そんな、小さい花と虫の姿ばカメラに納めよったら、遠くから黄色いキハの笛が聞こえてきて・・・コトコトと「西唐津行き」の列車がやってきたです。
「西唐津行き」の到着・・・ 黄色いキハは前後のドアを開けるとですが、乗降客はなく、すぐにドアを閉め出発します・・・
ディーゼルエンジンの力強いエンジン音を上げながらゆっくりと動き出す黄色いキハ・・・ あのパンフレットと同じ構図を狙いカメラを構えたとですけど・・・
悲しいかなぁ、コンデジ・・・ AFが間に合わず見事撃沈! 黄色いキハはさらにスピードを上げ・・・ どんどん小さくなっていくとでした・・・・
そんな、筑肥線の小さい駅も登場した、映画『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日からの公開、ストリーやキャストもさることながら九州の鉄道を中心にロケが行われているので、今から公開がとても楽しみです。
この記事へのコメント
自分的には同線の「鹿家駅」をロケ地にしてほしかったですけど・・・
この駅は本当に辺鄙な所にあり何故?と思いましたが、黄色いキハ125と相まって超ローカルな雰囲気がいい感じだったのかもですね。
お久しぶりです!
松ケンとえいた の映画のロケ地に
こんな所が選ばれるなんてびっくりですね!
ファンでないけど、行ってみたくなりました
ミラーに写った景色いい感じですね。
そうですね、こんな辺鄙なところでロケが行われていたのは驚きでした。
因みに、この作品の監督さんは『家族ゲーム』、『そろばんずく』、『バカヤロー!シリーズ』などを手がけた森田芳光監督でこの作品が遺作となってしまいましたね。
ミラーワールド、なんか面白かでしょ (^_^)v
駅の周りに民家が数軒しかなく、周りは田圃だらけ、しかも本数が極端に少ないので駅探訪するにはちょっと時間を持てあますので普通は降りようとは思わない駅ですよね。「駒鳴駅」。
へぇ~福岡から筑肥線沿いに自転車で帰省ですか!?
今の若者じゃとうてい出来ない事ですね。
黄色い映画のポスターとキハ…、ばっちり決まりましたね。
同じ筑肥線でも電化し福岡市地下鉄とも相互乗り入れをしている東線に比べ西線は、たった1両の黄色いキハが走る超ローカルな路線です。
こんな超ローカルで辺鄙なところにある「駒鳴駅」が映画のロケ地になっているなんて意外でした。
この駅は佐里温泉の先、伊万里寄りにあり国道から逸れたところにあるのでわかりにくくちょっとした秘境駅みたいなところです。
鉄道好き・・・何がきっかけというか、物心ついた時から好きだったような気がします。
鉄道好きが生じて電気に興味を持ち工業高校に進学するきっかけにもなりました。
でも、高校に通う頃には鉄道を忘れコンピュータに興味を持ちましたが・・・
20代後半の頃、たまたま乗った特急『白いかもめ』をきっかけに鉄道の趣味を再燃させてしまいました。
そして、カメラを持つようになったのも鉄道がきっかけだったりします。
行ってみたいなぁ。。。
色々と大変かみたいやけど、お気持ちお察しします。
ちょっと疲れた時には、都会の喧噪ば忘れるごてローカル線での~んびりと旅するともヨカですよ。
街中のごたぁ刺激あるもんや遊べるもんはほとんどなかとですけど、の~んびりとした時間が流れとって、鳥の囀りやそよ風に乗って草いきれが漂ってきたりして・・・
ホント、別世界に来たみたいで気分転換になるです。