水枕や冷えピタでは熱が下がらない!!

風邪ひいたりして発熱した人に氷枕当てますけど・・・。

 あれって、実は熱下げないんです

 これって、驚きですよねぇ!!この事実、看護学生時代の授業で初めて知ったとき自分の中で激震が走りました。
まさに『目から鱗が落ちる』・・・状態でした。
 
 これまで、”氷枕を当てることは熱を下げる目的”と思いこんでいました。

 では、何故氷枕は直接体温を下げないのでしょうか?

 氷枕は頭に当てますよねぇ。

 実は、頭に氷枕を当てることは、頭蓋骨があるので直接体温を下げることになりません。
 つまり、『冷やしたい物と氷の間に発泡スチロールを置く』ようなものなのです。
しかも、頭皮には毛細血管しか走行していないので全身を冷やすことは出来ません。

 同じ理由で、おでこに当てる「氷嚢」や「湿布(冷えピタなど)」なんかも直接体温を下げることが出来ません。


 本当に体温を下げるとき(クーリング)には、皮膚表面に近い場所を通っている動脈を冷やします。一般的には、側頚部、腋窩(ワキの下)、鼠径(足の付け根)を冷やします。
この事は、熱中症で体温が高いときの応急手当でも紹介してあるようですが・・・。


 では、どうして熱が出たとき「氷枕」や「氷嚢」を当てたりするのでしょうか?

 医学的なウンチクを紹介するとややこしくなるので割愛しますが・・・

 簡単に言うと、『爽快感』や『頭痛など症状の緩和』を図るためなんです。

 実際に、熱が出て「カッカッカ」しているときに氷枕で頭部を冷やすことにより、爽快感(気持ちよく)を得ることが出来るし、頭痛がしているときはその症状を緩和することが出来ますよね。


 この他にも看護の勉強していて「目から鱗が落ちる」事が色々あったんで、機会があれば紹介したいと思います。

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