点滴、空になったけど体に空気入らないの?

 ナースマンやっていると、患者さんや付き添いの家族の方から・・・

 点滴が空になってしまったとき、点滴のチューブから身体に空気が入っていかないの? 

と質問されることがあります。


 結論から言うと、点滴のチューブから空気が入ることはありません


 なぜなら・・・ なんかの拍子に怪我をしたときどうなります?

 当然、出血しますよね・・・・

 ということは・・・・ ある程度の圧力で押された血液が破れた血管からあふれ出ている状態ですね。
 つまり、血管内の血液はある程度の圧力で押されていると言えます。


 だから・・・・・ 点滴のボトルが空になると、当然点滴のチューブ内にも空気が入ってきますが、静脈圧との兼ね合いである程度空気が進入したところでピタリと止まり(教科書的には点滴の針を入れた高さから10数センチほどの高さ)、決して空気が体の中へ入ることはありません・・・ ご安心ください。

 
 因みに、時々点滴の管の中に小さい気泡が混入し、薬液と一緒に体内に入ることがありますが、少々の気泡が体内に入っても体内で自然と吸収されてしまうので合併症(空気塞栓)を起こすことはありません。

 しかし、少々の空気でも体の中に入っていくのはあまりいい気持ちはしませんよね・・・・。
だから、自分たちは点滴を準備するときチューブに極力空気が入らないように注意しながら点滴の準備をします。
 

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