眠れる103系1500番台に会いに・・・

 赤くて爆音を轟かせ爆走する103系1500番台から白くてそこそこ静かに快走する305系へ・・・
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 この春、筑肥線は最新鋭の車両へと世代交代しました。
もはや筑前前原から東の区間では103系1500番台の姿を見ることが出来なくなりました。

 悲しいことに筑肥線は福岡市地下鉄と相互乗り入れしている関係でJR九州唯一の直流電化、他の交流電化の路線では走れず役目を終えた103系は竹下駅と門司駅構内で静かに最期の時を待っています・・・。
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 竹下駅ホーム側の留置線で静かに眠っている103系1500番台E03+E04編成・・・
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 つい3ヶ月前まで筑肥線を我が物顔で爆走していたのがウソのように生気が失われてます・・・

 一部趣味な人の間では怒った赤パンダとか言われてた103系1500番台のカオ・・・
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 「オイはまだまだ現役ばい・・・まだまだ地上も地下鉄もバリバリ走れるのに・・・何故???」って嘆いているようにも見えてしまいます。

 『本カラ』という文字が筑肥線を管轄する唐津鉄道事業部の所属であった証・・・
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 もう車籍は抜かれているかも知れませんが、この文字を見るとホントに筑肥線を走っていたんだなぁ・・・・って再認識させられます。


 玄海灘の厳しい海風にさらされ脱落した塗装、晩年にはきちんとした補修も行われずただ同色のペンキを塗っただけの簡易的な補修だけ行われてました・・・
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 近年では地下鉄線内で連続して煙を噴いたり・・・トイレを嘔吐させ乗客の衣服を汚したり・・・色々と失態を起こしてきましたが・・・・。
佐賀県北部と福岡県北西部の動脈として地域に大きく貢献してきたことは紛れもない事実です。

 あれ!??? E04の先には3両編成の103系が・・・
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 何と!305系の投入で3両編成の一部車両にまで廃車が及んでしまってたんですね。

 そんな103系1500番台の横を颯爽と通過する813系・・・
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 ここに留置されている103系どんな気持ちで見ているのでしょうか?


 そして、103系1500番台が留置されているもう一つの場所が門司駅構内の関門トンネル横の留置線。
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 6両の2編成が静かに眠ってます。
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 鹿児島本線、門司~小森江通過中にその姿を近くで見ることが出来ます。

 日没まで間もなく・・・
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僅かに紅の染まる真っ赤な顔・・・僅かに漂う潮のにおいに故郷の唐津に思いを馳せているのでしょうか・・・
思わず唐津からお前に会いに来たよ!!唐津と福岡の北西部の発展に貢献してくれ有り難う!!!
ゆっくりと休んでください・・・そう思いながらデジカメのシャッターを押します。


 門司駅のホームから遠く離れる留置線に眠る103系をズーム最大にして捉えます・・・
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 そう言えば関門トンネルに向かう線路の上に張っている電流はホームを離れるとデッドセクションを介して直流のはず・・・
きっとそれを本能的に知っている103系1500番台は「隣の線路は走れるのになぁ・・・」なんて思っているのでしょうか??

 103系1500番台より先輩の交直車415系が現役バリバリで走っている姿を見てなんだか複雑な気持ちになってしまいます・・・
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 103系1500番台、本州で活躍する103系と比べても車齢はかなり若い方、整備の仕方ではまだまだ活躍出来るのにすんなり廃車されるのは何か勿体ないような可哀想なような・・・・
 いっそのこと福岡市地下鉄と相互乗り入れを想定している西鉄貝塚線に譲渡して貝塚線のホーム長に合わせ編成を短編成化し貝塚線と地下鉄の相互乗り入れを実現させちゃっては・・・なんて思ったりするんですが・・・。
やはりそれも難しいんでしょうね・・・。

 103系がバリバリの現役で活躍しているときは、煩いし派手に揺れる見た目は古くさいし・・・あまり好きな車両ではなく静かで格好いい水戸岡デザインの303系を狙って乗ってましたが・・・
役目を終え最期の時を静かに待つ103系1500番台の姿を見ると幼い頃からの記憶が走馬燈のように蘇ります・・・・。
福岡に行くときにはいつも乗っていた103系、走り出すと隣の人との会話もかき消すほどの爆音を轟かし筑肥線と福岡市地下鉄の線路を駆け回ってた103系・・・
これまでどれくらいの人の思いを乗せてひた走ったのでしょうか・・・

 最新鋭の305系が登場し一気に置き換えが進行しても現役最後の時まで堂々と爆走していた103系・・・・
筑肥線は赤から白になってしまったけど・・・やはり自分の中で筑肥線と言えば103系・・・。

 今では一部区間でしか見ることが出来ないけど、自分の心の中では何時までも福岡のベットタウンと地下鉄を爆走しています。


 ホント、電化当時から最後の運用まで活躍してくれて有り難う!!!
ゆっくりと休んでくださいね・・・。

 機会がある度に会いに来るよ!!!

 そう思いながら最後のシャッターを切るのでした・・・。
 
 

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